かつしか地域医療研究所

HCナレッジ合同会社は東京都葛飾区にあります。ヘルスケア産業の発展には、患者を含む地域住民の皆さんの協力や理解も必要だと考えています。葛飾区民にとって、まずは医療機関に関する情報や知っておきたい制度の知識など、なるべくわかりやすくお伝えし、葛飾区の地域医療創りにお役立ちしてまいります。

葛飾区内の保険適用となる不妊治療を実施できる医療機関

令和4年度診療報酬改定より、不妊治療の保険適用が大幅に認められることとなりました。具体的にはタイミング法(排卵日に合わせた性交の指導など)や人工授精に関する指導を行う「一般不妊治療管理料」、卵子と精子、胚について体外にて処置を実施し、母体に戻すといった治療を行う「生殖補助医療管理料」、男性の不妊治療に対する生殖補助医療技術である「精巣内精子採取術」「Y染色体微小欠失検査」といったものです。令和4年8月1日時点では、葛飾区内には「一般不妊治療管理料」を届出る医療機関のみ確認されています。

葛飾区・保険適用となる不妊治療を実施できる体制のある医療機関(令和4年8月1日時点)

葛飾区内のオンライン診療の体制がある医療機関

情報通信機器(スマートフォンやタブレットなど、音声と画像で同時に通話・対面できる機器)を用いた診療、すなわちオンライン診療については、厚生労働省が策定した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づいた体制のある医療機関で実施されることが求められています。この地図は、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」による体制ができていることを2022年7月1日時点の施設基準情報をも確認したものです。なお、令和4年8月28日時点ではCOVID-19感染拡大への特例対応として、多くの医療機関でも「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に寄らず実施可能となっていますが、特例が終了すると、実施が不可となる医療機関もあります。引き続きオンライン診療を希望する場合は、本地図上にある医療機関でのオンライン診療の受診を検討することをお勧めします。


情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)のできる環境のある医療機関(令和4年7月4日時点)




葛飾区内のかかりつけ機能のある医療機関・薬局情報

「かかりつけ医」とい言葉をよく耳にしますが、実は明確な定義はありません。また、最近はかかりつけ薬剤師やかかりつけ薬局、というものもあります。2022年6月7日、岸田内閣は「骨太方針2022」を閣議決定し、その中で「かかりつけ医機能」に関する新たな認定制度を創設することを明らかにしました。早くても、2024年度あたり方のスタートとなるでしょう。しかし、感染拡大はなかなか収束が見えない状況が続き、かかりつけ医機能の認定制度を待ってから自身のかかりつけ医機能を持つ医療機関を決めていくのはあまり得策ではないように思っています。さて、そのかかりつけ医機能についてですが、実は施設基準と呼ばれる医療機関が持つ機能にある項目の一つである「機能強化加算」「小児かかりつけ医機能診療料」がかかりつけ医機能の役割を担うものを持っていると診療報酬制度では言われています。具体的には、在宅医療に関する実績があることや必要に応じて他の医療機関や介護事業所に紹介したり、診療時間外であっても自院もしくは他の医療機関と連携して24時間対応できる体制を作っている、というのがかかりつけ医機能を有する医療機関なのです。そうしたかかりつけ医機能を有する医療機関の情報は、地方厚生局にて毎月公表されています。ここでは、葛飾区内にあるかかりつけ医機能を有する医療機関、薬局の情報をGoogle MAPで作成いたしましたので、皆様の日頃の受診などでご利用ください。なお、ご利用にあたっては以下の点でご注意ください!


医師の技術や処方内容について、かかりつけ医機能のある医療機関とその他の医療機関では差はありません。あくまでも「在宅医療に関する実績があることや必要に応じて他の医療機関や介護事業所に紹介したり、診療時間外であっても自院もしくは他の医療機関と連携して24時間対応できる体制を作っている」という医療機関のことになります。あなたの病気のことをよく知る医療に関する身近な相談ができる医療機関、と思ってください。

情報は適宜更新されますので、更新日にご注意ください。場合によっては、古い情報のままとなっていることもありますので、必ず医療機関・薬局にてご確認ください。


かかりつけ医機能のある医療機関(2022年7月4日時点)


小児(未就学児)かかりつけ機能のある医療機関(2022年7月4日時点)


かかりつけ薬剤師機能のある薬局(2022年7月4日時点)